本業務は、四国遍路の第３番札所金泉寺境内地と第９番札所法輪寺境内地について測量図面作成及び石造物の現状調査を行い、国史跡指定に必要な意見具申資料を作成しました。

作業内容

測量図面作成にあたり、ＧＮＳＳによる３級基準点測量、４級基準点測量、現地測量を実施。

測量作業と同時に史跡範囲を確定するため、公図、旧公図、登記事項要約書、地積測量図を収集・整理し、史跡指定範囲の面積計算を行い、用地図面（用地実測図・用地平面図）、土地の登記記録一覧表を作成。

また、対象地全体の現状把握のためにＵＡＶによる航空写真を撮影し、境内地内で行われていた発掘調査状況の把握のためにＴＬＳ（地上レーザースキャナー）を用いて３次元点群データを取得しました。