一般国道55号海部野根道路の久保地区および日比原地区において、道路設計に必要な基礎資料を得るため調査を実施しました。

機械ボーリング、標準貫入試験、湧水圧試験、地すべり調査、物理探査、室内岩石試験、重金属試験を行い、地盤の特性や構造物建設における留意点を整理しました。

久保地区では、宍喰川大橋の橋台・橋脚計画位置において支持層の確認、既往調査の結果も踏まえて地質縦断図・横断図の作成、設計施工上の留意点を整理するとともに、地下水位観測孔を設置しました。

一方、日比原地区では、日比原河内トンネル徳島側の地質は泥岩がスレーキング性材料であることや、砂岩・泥岩の等量互層が要管理土に区分されることが確認できました。